コラム
Column
空調設備の配管について
空調設備には、さまざまな配管が使われています。
メンテナンスなどを行う際、どのような配管があるかを知っておくことが大切ですね。
今回は、空調設備に使われている配管を紹介します。
▼空調設備に使われている配管
配管によって、それぞれ違った特徴があります。
早速ですが、空調設備に使われている配管について説明するので、気になる方は一度参考にしてください。
■冷水配管
冷水配管は、蒸発器と冷房機器の間で冷水を循環させるための配管ですね。
亜鉛メッキを施した白ガス管がよく用いられています。
■冷媒配管
冷媒配管は空調設備の室内機と室外機を繋ぐ配管です。
室内の熱を室外に放出したり、室外の熱を室内に取り込む役割があります。
■冷却水配管
冷却水配管は、凝縮器と冷却塔の間で冷却水を循環させるための配管を指します。
ステンレス鋼鋼管を用いることにより、溶存酸素や大気汚染物質などが混入するのを防いでいます。
■蒸気配管
蒸気配管は、ボイラから発生する蒸気を供給する役割がありますね。
蒸気‐温水熱交換器で温水に換えて供給することが多いです。
最近では、蒸気配管を使う場所も少なくなっています。
■油配管
油配管は、油を油炊きボイラに供給するための配管です。
油が漏れないように溶接接合が施されています。
▼まとめ
空調設備に使われている配管には、それぞれ違った役割があります。
冷水配管・冷媒配管・冷却水配管・蒸気配管・油配管のうち、いずれかひとつに問題が発生すると、空調設備に異常が出ます。
「株式会社恵設備」では、空調設備の配管に関する相談も受け付けているので、一度ご相談ください。