コラム
Column
給排水の配管工事は床・壁どちらにすべきか?
家を新築する際、給排水用の配管工事をします。
その給排水管を床から方式と壁から出す方式の2種類あることをご存じでしょうか。
今回の記事では、給排水の方向が壁なのか床なのかに関して説明します。
▼屋内給排水管の立ち上げ方式
トイレやキッチンの近くに必要な給排水・給湯管を立ち上げる方法には、床給排水および壁給排水があります。
どちらが良い悪いということはありません。
どちらのほうが、効率が良いかということで決められことが多いです。
■壁給排水について
給水・排水管が壁から出ている方式です。
この方式の場合は給排水の周りに収納スペースが確保でき、掃除しやすく、デザイン性が良いというメリットがあります。
一方で構造上施工が困難な場合がある、メンテナンスが不便、施工費用が高価などのデメリットもあります。
■床給排水水について
給水・排水管が床から出ている方式です。
この方式の場合は施工しやすい、費用が安い、メンテナンスしやすいというメリットがあります。
一方デメリットは配管回りの収納がしずらい、掃除もしにくいなどが挙げられます。
便器とユニットバスの排水方式は、床排水しか選べません。
▼給排水の方向の組み合わせ
給水方式とと排水方式は組み合わせることも可能です。
給排水の方向は、組み合わせが主に3パターンあります。
「給水も排水も壁」「給水は壁、排水は床」「給水も排水も床」
この3パターンは、日本の一般的な住宅で採用されている施工方法です。
▼まとめ
給排水管の方向は壁から出す方式と床から出す方式があります。
デザイン性やメンテナンスのしやすさ予算などさまざまなことを十分考慮して選ぶ必要があります。
私共恵設備でも、給排水管の工事にも対応しています。
日々の生活が快適に過ごせるように取り組んでおりますので、何かありましたらお気軽にお電話でご連絡ください。